
4年間英語圏に留学したら、英語はどれぐらい上達するのだろう、、?
ペラペラになれるのかな?英字新聞は読めるのかな?
このような疑問にお答えしていきます。
英語を学ぶならとりあえず現地に行け!みたいなことはよく言われますが、実際に現地に行った人がどの程度英語ができるようになるのか気になりますよね?
今回は、4年間イギリスに留学していたぼく自身の英語力を詳しく赤裸々に解説していきたいと思います。

それではさっそく行ってみよう!
4年間留学した僕の英語力のレベル
4年間留学した僕の英語力を、以下それぞれの要素別に棚卸ししていきます。
- リスニング
- リーディング
- スピーキング
- ライティング
- TOEIC

順番に解説していくね!
リスニング
まずは、誰もが気になる「留学したら英語は聞こえるようになるの?」というところからいきます。
英語圏に4年留学したらどれぐらい英語が理解できるようになるのか。
字幕なしで映画見れる?
4年間の留学を経れば、多くの映画は字幕なしでもだいたい理解できるようになります。
だいたいというのは70%ぐらいのイメージなので、ストーリーの流れをざっくりとつかめるぐらいの感覚です。
でも実際、映画って細部までしっかりと理解したいじゃないですか(笑)
そういうストレスが嫌なので、結局日本語字幕をつけてしまうのが実情です、、
ちなみに、映画によっては字幕なしでもほぼ100%理解することができます。
100%理解できる映画
- ディズニー映画(アナ雪など)
- ラブアクチュアリー
- プラダを着た悪魔
だいたい理解できる映画
- ハリーポッター
- フレンズ
- アイアンマン
ほとんど理解できない映画
- インセプション
- ソーシャルネットワーク

インセプションは日本語字幕でもむずかしかった、、
映画はむずかしいものが多いですが、ドキュメンタリー番組ははっきりした口調で話してくれるので理解しやすいですね!
英語の音楽は聴ける?
英語の音楽は、なかなか理解できるものは少ないです。
バラードなら聞き取れるものもありますが、多くの曲がアップテンポなので「なんて言ってるんだろう?」ということが頻繁にあります。
まあでも音楽は日本語でも聞き取れない場合が多いので、あまり気にしなくてもいいのかなとは思っています。
リーディング
続いてリーディングですが、これも多くの人が気になるのではないでしょうか?
電車で英字新聞読むとかめちゃくちゃ憧れませんか?僕はそうでした(笑)
英語の本は読める?
まず、洋書は自由に読めるようになるのでしょうか?
答えは、「小説はハードル高いが、ノンフィクションなら読める」です。
理由は、ノンフィクションの本は読者が理解しやすいように書かれているのに対して、小説は比喩を使ったり芸術の要素が含まれているからです。
例えば、村上春樹の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」の英語版に挑戦したのですが、1ヶ月ぐらいかけて60%ぐらい読んで途中で挫折しました(笑)
知らない単語が多すぎてしんどくなりました。
一方で、「MAKE YOUR BED」というニューヨークタイムズのベストセラーになったノンフィクション(自己啓発本)は3日で読破しました。

144ページで比較的短めだということもありますが、できるだけわかりやすい表現になっていることが一番の要因かなと思いました。
なので、4年留学したらノンフィクションの洋書はけっこうスラスラと読めるようになります。
英字新聞は読める?
英字新聞はどうでしょうか?
結論から言うと、「小説よりは簡単だが、ノンフィクションよりはむずかしい」というイメージです。
例えば、NYタイムズやEconomicsといったものは、けっこうむずかしい表現や単語が使われることが多いです。
日本の日経新聞でも、背景知識がないと読むのがむずかしい記事がるのと同じです。
なので4年間の留学で、経済学やビジネス系の勉強をしていた人はビジネスの知識がある程度ついているので、英字新聞はわりとスラスラ読めると思います。

ちなみに僕はビジネス専攻だったので英字新聞でだいたいの記事は読めます。電車で開いたことはまだないですが(笑)
スピーキング
次にスピーキングです。「やっぱり留学したら英語がペラペラになるの?」という部分、気になりますよね?
英語はペラペラになるの?
ペラペラの定義が、「話している時に言葉に詰まったりすることなく英語が話せる」みたいなものならば、4年留学したら半分ぐらいの人はペラペラになります。
ぼくは4年でペラペラになったと思います。
ペラペラになることができた理由は、
- ミスを恐れずにたくさん英語を話したから
- もともと話すのが好きだったから
という部分が大きいと思います。
なので、4年間の留学で最も差がつくのはこの「スピーキング」だと思います。

結局スピーキング能力は練習量に比例するということですね。
ネイティブと話せる?
ネイティブとは1対1なら余裕で話せるけど、ネイティブ3人と僕という組み合わせだと同じリズムで話すのはけっこう厳しいです。
理由は以下です。
- ネイティブ同士の会話はめっちゃ速い
- ネイティブ同士だと独特の表現(スラングなど)を使う
- ネイティブ同士がわかる地元ネタが分からない
だから頻繁に「今なんて言ったの?」とか「今のどういう意味?」などと言って会話に割り込んでいく必要があるのです。

これがストレスなので、ネイティブのグループと遊ぶのはハードルが高かったりします。
ライティング
最後にライティングに関してです。
ビジネス文書は書ける?
ライティングは、留学中に論文を大量に書くのでかなり鍛えられます。
「I(私)」は論文で使っちゃだめとか、getは使わずobtainやacquireを使おうとか。
ビジネス文書では、例えばメールだとそんなにフォーマルな文章を使う必要がないので、論文ほど厳しくはないです。
一方で、正式なビジネスレターなどを作成するときは、フォーマルなのでかなり厳かな文章を書く必要があります。
ビジネス文書と論文は違うので、留学中のライティングがそのまま使えるわけではないですが、形式さえ覚えればすぐに書けるようになります。

ぼくも仕事で英語のメールを打ちますが、論文のライティングを生かすことができました。
TOEICの点数
4年間留学したら、TOEICはどれぐらい取れるようになるのでしょうか?
ぼくの場合は910点です。
しかしこれは直近の点数で、試験前にけっこう勉強したのでちょっとチートです。
留学から帰って、全く勉強せずに受けたTOEICは820点でした。
4年間留学して820点だとかっこがつかないので、頑張って900点は越えようと勉強したのです(笑)
なので、4年間留学すれば勉強なしでも約800点、ちょっと勉強すれば約900点は取れます。
留学中はどうやって英語を勉強したか?
ぼく自身が留学中に意識していたことは以下の2つです。
- 英語を自分が話す機会をできるだけ増やす
- 新しく覚えた表現はなるべく早く使ってみる
よくあるのが、ネイティブの人たちと遊びに行ったけど、気付いたら自分はほとんど話さずほとんど友達が話していた、というケース。
これだとリスニングはある程度鍛えられるけど、話せるようにはなりません。
なので、自分が多く発言できるような相手と行動することが大事です。おとなしめのネイティブの友達とかベストです!
あとは、「へーこんな表現するんだー」という英語に触れたら、間髪入れずに自分で使ってみることが大事。
なぜ大事かというと、自分で使えば覚えられるし、自分で使えばリスニングもできるようになるからです。
なので留学中の英語学習については①できるだけアウトプットを増やす②インプットしたらすぐにアウトプットする、この2点が大事なのです。
留学せずに英語をマスターする方法
とは言え、留学はお金も時間もないしむずかしいな、、という方。
今の時代、日本にいながら英語をマスターすることは可能です。
その方法は、「オンライン英会話サービス」を利用することです。
オンライン英会話サービスの基本情報
- 月額約6000円で外国人と毎日30分英会話ができる
- スマホがあればどこでもレッスンができる
- フリートークだけじゃなく文法や発音など様々なテキストがある
オンライン英会話については以前↓の比較記事を書いたのでよければ参考にしてください。

一日30分外国人と英語でガッツリ話すという機会は、留学していても見つけるのは至難の業です。
なので、英語をマスターするだけならむしろ留学よりもいいんじゃないかと思います。
価格は年間7万円とかなので、圧倒的に留学より安いですからね(笑)

世界中の人と繋がれるし、本当にいいサービスだなと思います
まとめ
ここまでで、英語圏に4年間留学したら英語力はどれぐらいになるか、について解説してきました。
要点をまとめると以下の通りです。
- 字幕なしで見れる映画は少ないが、ドキュメンタリーなら理解できる
- 小説はむずかしいが、ノンフィクションや英字新聞は読める
- 英語はペラペラになるが、ネイティブのグループだとしんどい
- 留学中はとにかくアウトプットを増やすことが肝心
- 留学しなくてもオンライン英会話を使えば英語はマスターできる
英語が話せるようになったら世界中の人と情報交換できるしすごく楽しいですよ!

ぜひ今年は英語学習をスタートしてみてください!