今回は、ぼく自身が大企業からベンチャーに転職して1週間で感じたギャップについて解説していきたいと思います。
ぼくの経歴は以下の通りです。
- ロンドン大学を卒業して日系インフラ大企業に就職
- その会社で6年間働く
- 2021年2月に従業員数30人のITベンチャーに転職
- ポジションはコンサルタント
- 現在は入社して1週間が経過


さっそく解説していきます!
ベンチャーに転職して1週間で感じたギャップ
ぼくが感じたギャップについて、以下の要素にわけて解説していきます。
- 労働時間
- 職場の雰囲気
- 仕事内容
- メンバー

順番に解説していくね!
労働時間
大企業:8時間
ベンチャー:12時間
想像どおりの激務です(笑)
大企業で勤務していた時は、毎日だいたい10時から19時までの勤務で残業もほとんどありませんでした。
今は10時から22時という感じです。
ベンチャーの労働時間が長い理由は以下の2点です。
- 無駄はないが人員に対して業務量が多すぎる
- 目標がストイック
ベンチャー企業は生きるか死ぬかの世界なので、売上などの目標が非常に高く設定されています。
手段を試行錯誤して、その高い目標に向けてモーレツにがんばるという感じです。

ぼくは最初なので12時間勤務ですが、本格的に稼働したらもっと長くなりそうな雰囲気です。
職場の雰囲気
大企業:上下関係や横の関係がはっきりしている
ベンチャー:関係はフラットでオフィスは混沌としている
ベンチャーに転職して1週間ですが、オフィスの雰囲気は「殺伐」と「和気あいあい」の繰り返しでした。
というのもベンチャーは組織やチームが小規模なので、社長やリーダーの機嫌や仕事の状況によってオフィス全体の雰囲気がガラッと変わるのです。
転職前はなんとなく「ベンチャーは活気があって楽しくモーレツな雰囲気」だとなぜだか思っていましたが、入ってみて「こんなにピリピリしてるんだ」と感じました。

考えてみたら、生きるか死ぬかの世界でビジネスしてるのでピリつくのは当然ですよね。
一方で、大企業は人数が多く、上下関係も役割分担もはっきりとしているのでオフィスの雰囲気は安定していましたね。
仕事内容
大企業:裁量が小さく、1つの業務に集中できる
ベンチャー:裁量が大きく、様々な業務を1人でこなす
ベンチャーでは基本的に業務拡大と人材採用が追いかけっこしており、常に業務に対して人が足りていない状況が基本のようです。
なので、各部署がお互いに助け合いながら人手不足をみんなでカバーしていかないと仕事が回らないのです。
たとえばぼくの場合、現在の職務はコンサルタントなのですが、本来ITチームがやるようなプロダクトのセットアップも自分でやっていたりします。
メンバーによっては採用もやってたり、組織の成長のためなら「なんでもやる」姿勢を持っていないとベンチャーで働くのは難しいなと感じます。
メンバー
大企業:地頭よくて優秀だが意識は高くない
ベンチャー:意識が高くて熱気がある
ベンチャーで1週間働いてみて、自分の意思で仕事をしている人が多いという印象を持ちました。
つまり、仕事をやらされていると思っている人が1人もいないです。
だから、みんなめちゃくちゃストイックだし丁寧だし一生懸命に働いています。
一方の大企業では、頭がいい人がたくさんいるので、仕事の効率や思考力は高いですが全力で100%仕事に注いでる人は多くなかったです。

なので、仕事に全力でコミットしたい!と思っている人は、ベンチャーにはそういう人が溢れています!
転職してよかった?
大企業からベンチャーに転職して1週間。
すでにかなりの違いを感じているのですが、結論としては今のところ転職してよかったな!と感じています。
その理由は大きく以下の3点。
- 裁量が大きく、自分次第で仕事や会社を変えられる環境が良い
- 長時間労働だけど仕事が楽しいから全然やれる
- メンバー全員が意識高く忖度なしのマジ議論ができる
おいおい、まだ1週間だろ。という感じですが(笑)
でも1週間ですでにいろいろなことをやりましたし、すでに一部の仕事は自分で進めています。

それぐらいスピード感があるということですね!
とは言ってもこれからいろんなギャップがあったり、辛いことがあったりすると思います。
また記事にしていけたらと思います。
まとめ
今回は、ぼくが大企業からベンチャーに転職して1週間で感じたギャップについて解説してきました。
簡単にまとめると以下の通りです。
- 労働時間はベンチャーが圧倒的に長い
- ベンチャーの雰囲気は「殺伐」と「和気あいあい」が半々
- ベンチャーでは1人で複数タスクを持つ人が多い
- ベンチャーのメンバーはストイックで熱い
いかがだったでしょうか?
転職を検討している人や、ベンチャーへの就職を考えている人の参考になれば幸いです!