
ベンチャーへの転職を考えたいなあ。
転職エージェントを使うのがいいって聞いたけど、どこに登録すればいいんだろ?リクルートエージェントってベンチャー転職でも使えるの?
こういった疑問にお答えします。
転職活動をはじめようと思って最初に悩むのが、「エージェント選び」だと思います。
ぼくは大手企業で6年間働き、転職活動2回経験したのち(1回目は失敗)ベンチャー企業に転職しました。
先に結論を言ってしまうと、ぼく自身転職活動2回ともリクルートエージェントを使ったし、絶対に使った方がいいと思います。
この記事では、転職エージェントに関する基礎知識と、ぼくが実際にリクルートエージェントを使ってどうだったのか?について解説していきます。
転職エージェントとは?
転職エージェントがあなたのためにやってくれるのは以下です。
- キャリアの相談に乗ってくれる
- 求人を紹介してくれる
- 履歴書などの書類を求人に出してくれる
- 面接のスケジュールを組んでくれる
- 年収やその他条件の交渉をしてくれる
これら全部を無料でやってくれます。
ただしエージェントはボランティアではなく、あなたの転職が成功したときに転職先からお金がもらえる仕組みです。
つまり、エージェントは「あなたを転職させること」がビジネスのゴールなのです。
なので転職エージェントはうまく使いつつ、相手に流されないことがとても重要です。
転職エージェントは大きく分けて2種類
転職エージェントは大きく以下の2つに分けられます。
- 大手エージェント
- 特化型エージェント
大手エージェントはリクルートエージェントなどCMに出てるようなところです。
特化型エージェントとは、例えば「ベンチャー転職特化」「戦略コンサル特化」といった少数精鋭のエージェントのことをいいます。
大手エージェントの例 ・リクルートエージェント ・DODA ・ビズリーチ ・PASONA
ベンチャー特化型エージェントの例 ・スローガンアドバイザリー ・ユニポテンシャル ・プロコミット

ぼくがベンチャー転職で使ったのはリクルートエージェントとスローガンアドバイザリーでした!
リクルートエージェントを使うべき理由
ここからはベンチャー転職活動においてなぜリクルートエージェントを使うべきかを解説していきます。
リクルートエージェントの一番の魅力は「求人の数が圧倒的に多いこと」です。
求人が多いので、求職者のどんな悩みに対しても提案できるカードを持っているということです。
これによって得られるメリットは以下3つです。
- 全体の中の、自分の市場価値がわかる
- 自分が本当にベンチャーに行きたいか確かめられる
- 他のエージェントと比較できる
それでは順番に解説していきます!
自分の市場価値がわかる
リクルートエージェントは求人数がとにかく多いので、あなたのスキルがどこで求められているのかを網羅的に教えてくれます。
転職活動を始めるとき、今の世の中で自分の価値はどれぐらいなのか?どんなところで求められるのか知ることは重要です。
なぜなら、最初に視野を広げておくことで思わぬ発見があるかもしれないからです。
例えば、ぼくが転職活動を始めた時、「石油販売の経験はドローンの会社で生かせそうですね」と言われてめちゃくちゃ意外でした。
ドローンは建築現場での使用が多く、石油の顧客と建築現場の顧客はどちらもおじさんだからという理由です笑

本当かよと思いましたが、実際にそういう会社からけっこうスカウトがきました。
なので、最初に大手エージェントで市場価値を分析してもらい、視野を広げるのは大切だと思います。
本当にベンチャーに行きたいのか確かめられる
ベンチャーに転職したい!と思っていても、「本当にそれでいいのか?」という気持ちは残ると思います。ぼくもそうでした。
そういう方はまずリクルートエージェントの担当者と面談をするのがいいと思います。
なぜなら、大手エージェントはベンチャーも大手も外資も全部求人を持ってるから、フラットに相談に乗ってくれるからです。
面談での質問例 ・〜したいと思ってるのですがベンチャーでできますか? ・〜という軸で転職したいのですが大手とベンチャーどっちがいいですか?
ベンチャー特化型のエージェントに相談しても、「ベンチャーが絶対いいです!」言われてしまい、客観的な意見がもらえません。
絶対にベンチャーがいい!と決めきれてないなら、幅広い情報をもらって客観的に議論し、視野を広げることが自分のキャリアプランを考える上で大事になると思います。
他のエージェントと比較できる
ぼくもそうでしたが、エージェントは基本的に2〜3社試すのが一般的です。
その上でより良い、あなたに合うエージェントに最終的には絞り込んでいくという感じです。
リクルートエージェントは良くも悪くもスタンダードなエージェントなので、例えばベンチャー特化型エージェントを使ってみた時に「リクルートエージェントとどっちがいいだろう?」という観点で比較することができます。
ぼく自身、リクルートエージェントとスローガンアドバイザリーの2社を使ってみて、スローガンの方が自分に合っていると感じ他ので、途中からスローガン1本にしました。

エージェントとの面談の中で「他のエージェントも使ってます」とあえて言って頑張ってもらうのも手だね!
リクルートエージェントを使った感想
良かった点
良かった点は以下。
- 面談をとおして転職活動の手順が一通りわかった
- 圧倒的な量の求人が送られてくるので視野が広がった
繰り返しますが、求人の多さはダントツなので、ここのメリットはやはり大きいです。
リクルートエージェントとキャリア面談を2〜3回すれば転職リテラシーはぐっと上がります。
悪かった点
悪かった点は以下。
- 求人の数が多すぎる。またその多くがニーズにマッチしていない
- 職務経歴書などへのアドバイスがあまり丁寧ではない
担当者による部分はあると思うのですが、面談以降の対応はかなりずさんだと感じました。
職務経歴書へのアドバイスを求めたら、「これを参考にしてください」と言って職務経歴書マニュアルみたいなのが送られてきたり。
親切じゃないなと言う印象でした。
結論:リクルートエージェントは使うべき!
ここまでで、ベンチャー転職でのエージェントについて解説してきました。
結論、転職先を決めきれていないならまずはリクルートエージェントと面談するべき!と言うのがぼくの意見です。
おすすめの手順は以下の感じです。
①リクルートエージェントに登録・面談実施 ↓ ②ベンチャー特化型エージェントに登録・面談 ↓ ③両社から求人を受け取り両社に書類添削を依頼 ↓ ④自分に合った担当者と継続してやりとりする
結局はエージェントがどこか、よりも担当者が良いかが重要なのでこの辺は運の要素もあるのですが。
ただもっと大事なのは自分がどうしたいかなので、エージェントはうまく活用して自分の思考を洗練させていくことが必要です。
あなたの転職活動がうまくいくことを願っています!