
会社員毎日がんばってるけどなかなか給料上がらないなあ、、給料上げるためにはどうしたらいいだろうか?
このような疑問にお答えします。
諸外国と比べて日本人の給料が上がっていない、という話はよく聞かれることだと思います。
給料を上げるために国がいろいろと施策をやっていますが、今日は国任せではなく個人個人がどんな行動をすれば給料を上げられるか?について書いていきたいと思います。
ぼくの簡単なプロフィールです。
▼本業
✔️ 大手コンサルティングファーム勤務
✔️ 年収800万円
✔️ 大手石油会社→ITスタートアップ→コンサル
▼副業
✔️ 副業歴2年で月8万円
✔️ 事業は英語コーチ、ブログ、コーヒー豆販売
関連記事:【保存版】未経験中途でコンサル転職するための方法を解説


それではさっそくいってみよう!
本業の環境を変える
まず、本業の年収を上げるためには以下2つのアクションが効果的です。
- デジタル産業に転職する
- 外国or外資系で働く

順番に解説していきます!
行動① デジタル産業に転職する
まず1つ目に、本業で給料を上げるためにはデジタル人材になることが大事です。
理由は、今の人材マーケットにおいてデジタル人材と非デジタル人材の価値は完全に2分されており、デジタル人材は引っ張りだこですがそうじゃない人は求められない(給料が上がりにくい)からです。
そもそもデジタル人材の定義が曖昧だとは思いますが、僕の肌感だと「一定期間IT企業もしくはDX業務の経験がある人」になるかと思います。
実際ぼくが働くコンサルティングファームにおいても上記の経験がある人材を優先して採用しているので、間違っていないと思います。
デジタル人材になると何が一番変わるかというと、1年で上がる給料の桁が変わります。
ぼく自身、新卒で入った石油会社では一年で年収が10〜20万円ぐらい上がればいい方でしたが、現在のコンサルファームだと今年3月の評価で100万円UP、おそらく次の評価では昇進も伴って更に200万円ぐらいは上がると思います。
もちろんデジタル産業に転職して最初はぼくもそこまで高い年収はもらっていなかったですが、デジタル産業での経験を積めば積むほど給料は上がりやすくなります。
なので最初は未経験でも入りやすいベンチャーで経験を積み、昇給と転職を組み合わせて年収を上げていくのがいいと思いますし、ぼくもそうやってきました。

行動② 外国or外資系で働く
2つ目の行動は、外国か外資系で働くというもので、日本より平均賃金の高い国で給料のベースを上げるという戦略です。
具体的には、日本の平均年収は約450万円ですが、アメリカの平均年収は約700万円とアメリカの方が1.5倍ぐらい高いので、アメリカで稼ぐ方が効率いいよねという話です。
「いやいやアメリカはそもそも物価が高くて生活コストも高いから、給料高くても意味ないじゃん!」と言われるかもしれませんが、それを加味してもアメリカでの方がお金が貯まります。
例えば、日本で働いて年収300万円、生活コスト200万円という人の場合、1年で100万円のお金が増えます。
この人がアメリカで同じ仕事をする場合、単純に1.5倍するとアメリカでの年収は450万円、生活コスト300万円になるので1年で150万円お金が増えます。
比較すると、アメリカで働く方が年間50万円プラスになり、同じ仕事をするならアメリカでした方がいいよねという結論になります。
なので、基本的には物価が高くて賃金レベルの高い国で働くことが年収アップ、資産アップの秘訣になるということなのです。
移住するハードルが高いなら、外資系で働くことでも年収アップは見込めます。
例えばアメリカに本社がある会社ではあれば、賃金レベルの高いアメリカベースの賃金システムにされているからです。
多少日本の物価に合わせて調整されますが、間違いなく日本に本社がある会社よりは年収が高くなります。

ぼく自身、今は内資のコンサルファームにいますが、ある程度経験を積んだら外国or外資系に転職して効率よく稼げたらなーと思っています!
行動③ 副業する
給料を上げるための行動3つ目は、副業をすることです。
会社員をの給料はなかなか上がりませんが、副業なら工夫次第でどんどん単価を上げていくことが可能です。
例えばぼく自身はココナラを使って英語系の副業(英会話、コーチング等)を2年ぐらいしていますが、以下のように単価を伸ばしてきました。
▼1年目
最初の3ヶ月:500円/時
次の3ヶ月:1,000円/時
次の6ヶ月:2,000円/時
▼2年目
4,000円/時
▼3年目(現在)
8,000円/時
最初は実績も何も無かったので、大手オンライン英会話スクールの業務委託講師として格安の時給で下積みをしていました。
その後、スクールでの実績を基にココナラでサービスを展開して少しずつ実績を積み上げて単価を上げていき、今はコーチングサービスで時給換算で約8,000円稼げるようになりました。
このように、副業は最初こそ全然稼げないですが、実績を積んでいくと本業の単価を上回ることも可能なので給料を上げたいならチャレンジする価値はあるかなと思います。

行動③ 外国の株式を買う
給料を上げるために大事な行動の3つ目は外国の株式を買うことです。
先ほど、本業で給料を上げるには外国で働くのが効率が良いという話をしましたが、外国で働くのが難しい場合でも外国の株式を買っておくことは重要だと思います。
実際、外国というのはほぼアメリカを指しているのですが、日本が経済成長していなくてもアメリカが経済成長していればアメリカ株の価値は上がっていきます。
また最近は円安になってきていて、円の価値がドルに対して下がってきていますが、ドル建てのアメリカ株式を持っていれば円安に振れたとしても資産価値は減りません。
もちろん円高に振れるリスクも当然あるわけなので、リスク分散の意味でも資産の数十%はアメリカ株で持っておいた方がいいのかなとぼくは思っています。
ぼく自身、現在の資産が約5,000万円程度ですが2,000万円以上はS&P500のインデックス投資をはじめとするアメリカ株になっています。
投資を始めて2年ですが、含み益は200万円ぐらいになりました。
本業は昇給と転職を組み合わせる、副業は工夫して単価を上げる、本業と副業で稼いだ分でアメリカ株を買う。
王道ですが、最も理に適った方法だと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、給料が上がらない人が取るべき行動というテーマで解説してきました。
この記事のポイントは以下の通りです。
・デジタル人材になるのが効率的
・アメリカに行くかアメリカ企業に転職するのが手っ取り早い
・副業を始めて事業を伸ばしていくのがおすすめ
・アメリカ株を買ってリスク抑えつつ、運用益を出していくのが重要
給料が上がらないのは国の問題だからと文句を言うことは簡単ですが、その中でどういう行動をすればいいか考えアクションを起こしていくことが大事だと思います。
一人一人がリスクを取って少しずつでも挑戦していけば、数年後には日本全体の給料も少しは上がってくるんじゃないでしょうかね。
ではまた!