
年収を上げたい!そんな簡単に上がらないのはわかるんだけど、何か具体的ないい方法ないのーー?
このような疑問にお答えしていきます。
年収を上げたいというのは誰もが思っていることだと思いますが、そう簡単には上がらないこともみんな知っていますよね。
ぼく自身、転職で年収を200万円上げることに成功したのですが、決して簡単なやり方で年収が上がったわけではありません。
今回はぼくの実体験をもとに、年収を上げたい人がやるべき転職戦略についてかなり具体的に解説していきます。
✔️ 31歳男性
✔️ 大手コンサルティングファーム勤務
✔️ 大手メーカー→ITスタートアップ→コンサル(今)
転職エージェント未登録の人は登録することをおすすめします。
思わぬ企業からスカウトが来る可能性もあるので、できる準備は整えておきましょう!
今回は、ぼくの転職経験をぎゅっと詰め込んだ渾身の記事になっているので、最後まで読んで参考にしてもらえたら嬉しいです。

それではさっそくいってみよう!
年収を200万円上げたい人がやるべき転職の戦略
年収を上げたい人のための転職戦略は以下の通りです。
✔️ 年収が高い業界・業種を狙う
✔️ 成果主義の会社を狙う
✔️ 転職1回で年収大幅アップを狙わない

順番に解説していきます!
年収が高い業界・業種を狙う
まずは、最も重要なポイントが「年収レベルが高い業界・業種を狙う」です。
理由は、年収が高い業界で働くと努力のコスパが高くなるからです。
つまり年収レベルの低い会社で努力するより、高年収の会社で努力した方が年収アップしやすいということです。
例えば僕の場合これまでに3社で働いてきましたが、年代別の平均年収イメージは以下の通りです。
✔️20代 500〜700万円
✔️30代 700〜900万円
✔️40代 800〜1000万円
✔️20代 350〜800万円
✔️30代 500〜1100万円
✔️40代 500〜1500万円
3社目 コンサルティングファーム
✔️20代 500〜1000万円
✔️30代 700〜2000万円
✔️40代 1000〜3000万円
ざっくりの数字ではありますが、国内メーカーで働く20代社員はどんなに努力しても年収1000万円にならない一方で、ITベンチャーでは800万円、コンサルだと1000万円を目指せます。
なので、もしあなたが平均年収低めの業界にいるなら、平均年収が高い業界に移ることが年収アップの一番手っ取り早い方法になります。
具体的に、平均年収が高いのは以下のような会社になります。
✔️ 利益率が高い商品を取り扱うメーカー
✔️ IT企業
✔️ コンサル企業
中でも個人的におすすめなのはIT企業です。
理由は以下の2点です。
- IT業界は人手不足なので未経験でも合格しやすい
- 中小のIT企業も多いので選ばなければ合格できる
つまり、一流企業にこだわらなければ、誰でもIT企業への合格は可能ということになります。
転職1回で年収大幅アップを狙わない
「いやいや、どうせなら有名IT企業に入ってもっと年収上げたい!」と思いますよね。
安心してください、有名IT企業に入ることも可能です。
ただし、1回目ではなく2回目の転職で目指します。
手順としては以下のイメージです。
1. 最初の転職でIT業界に移る
2. 次にIT業界内で再転職し、年収アップを目指す
この後もっと詳しく解説しますが、まさにぼく自身この方法で年収を200万円上げることに成功しました。
未経験者がIT業界に挑戦する場合、最初の給料はやっぱりしぶいです。
ですが、2回目の転職ではIT業界の経験者として評価されるだけでなく、IT業界に入る前のキャリアもプラスに働きます。

IT業界+その他業界を経験していることが掛け算の価値になるため、年収アップが狙いやすいんです!
ここまでで転職2回で年収アップさせる戦略について書いてきましたが、ここからはぼく自身が実践した内容について具体的に解説していきます。
ぼくが転職で年収200万円アップさせた道のり
というわけで、ぼく自身が実際に転職を2回重ねて年収200万円アップさせた手順について解説していきます。
最初に断っておくと、ぼくはこの方法を計画的に実行したわけではありません。
転職を2回繰り返したら結果的に年収が上がったわけなのですが、「よく考えたら自分がやってきたことは再現性があるな!」と思いこの記事を書いているというわけなのです。
あらためて、以下がぼくが辿ってきた道のりです。
1. 大手メーカーからITベンチャーに転職
2. ITベンチャーからコンサルに転職

順番に見ていきます!
大手メーカーからITベンチャーに転職
新卒で入った日系大手メーカーで6年間働いた後、30歳の時にITベンチャーに転職しました。
大手メーカーでの年収は、約600万円(福利厚生は加味せず)と悪くなかったのですが、以下の理由から転職を考えていました。
✔️ 給料をもっと上げたかった
✔️ 転勤族がイヤだった
この条件にあてはまるのはIT企業かコンサルファームかなーと思い転職活動をしていましたが、有名な企業は書類すら通過しませんでした。
たとえば僕が受けたのは以下のような企業たちでしたが、見向きもしてくれませんでしたね笑
- リクルート
- 楽天
- Amazon
- アクセンチュア
いま思うと理由は簡単で、IT業界の経験が無かったからです。
いくらIT業界が人手不足とはいえ、このような一流企業はIT業界未経験の人を採用するほど困ってはいなかったのです。
なのでぼくは狙いを有名IT企業からITベンチャーに変えることにしました。
その結果、ITベンチャーから内定をもらいましたが最初の年収は200万下がることになってしまいました。
「IT業界未経験だから仕方ない、がんばったらすぐ上がるだろう!」という思いでオファーを受けることにしました。
年収200万円下がるのに僕が大手からベンチャーへ転職した理由

ITベンチャーからコンサルに転職
という感じで意気揚々とベンチャーに転職したのですが、結論から言ってしまうと辛すぎて3ヶ月で退職を決意し半年で辞めました。

入って半年で辞めたのですが、労働時間的には1年分ぐらいは働いたかなと思います笑
いやーほんとにきつかった。
なのでまた転職活動をしたのですが、結果から言うと大手コンサルティングファームに内定をもらうことができました。
そして年収は大手メーカー時代よりも200万円高い800万円にまで上がりました。
面接で評価されたのは以下のポイントでした。
✔️ IT業界を経験していること
✔️ ベンチャーを経験していること
✔️ 大手メーカーを経験していること
最初に大手メーカーからIT業界に転職しようとした時はただの「IT業界未経験者」でしたが、IT業界を半年という短期間でも経験したぼくは「IT×大手メーカー経験者」という価値がついたのです。
なので、もし次ぼくが3回目の転職をする時には「コンサル×IT×大手メーカー経験者」になり更に大きな価値=高年収が期待できるということです。
これがぼくが考える、年収を上げたい人がやるべき戦略です。
1回目:異業種への転職(年収そのままor下がる)
2回目:同業種への転職(年収上がる)
ぼくのケースがそのままあてはまる人は少ないと思いますが、↑のように考えると再現性はあると思います。
年収を上げたい人はぜひ実行してみてください!
まとめ
いかがだったでしょうか?
この記事では、年収200万円上げたい人がやるべき転職の戦略について、ぼくの実体験をもとに解説してきました。
今回のポイントをまとめると以下の通りです。
✔️ 年収が高い業界・業種を狙う
✔️ 2回の転職で年収アップを狙う
✔️ 「大手メーカー×IT×コンサル」のように掛け算キャリアを作る
ぼくの経験を例にあげて解説しましたが、この方法はわりと汎用性あると思うので年収を上げたい人はぜひやってみてくださいね。
どんなオファーが来るかわからないので、まずは転職エージェントに登録して準備を整えておくのがおすすめです。