転職活動のオファー面談って具体的になにするんだろう?
オファーって付いてるから内定をもらえるんだよね、、??
このような疑問にお答えしていきます。
オファー面談は、転職活動をやった経験がないとあまり耳にしない言葉だと思います。
しかし、転職する人にとってはとても大事な面談になるのでしっかり事前準備をすることが大切です。
ぼく自身も転職した時に、このオファー面談が何かよくわからず受け身で参加してしまいましたが、後から考えると、もっと準備しておいたらよかったと思います。
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今回はオファー面談とは何か?オファー面談に向けてどんな準備をすればいいか?についてぼくの経験をもとに解説していきます。
✔️ 31歳男性
✔️ 大手コンサルティングファーム勤務
✔️ 大手石油会社→ITスタートアップ→コンサル(現在)
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それではさっそくいってみよう!
オファー面談とは?
オファー面談とは、文字通りオファー(内定)を受けるための面談です。
つまり、オファー面談が設定されたらその会社からは内定がもらえます。
「当社はあなたが欲しいのですが、来ていただけますか?」という面談なので、ここからはあなたが選ぶ立場だということが重要なポイントです。
最終面接の合格通知と同時にオファー面談がセットされることが一般的で、ベンチャー企業であれば社長と採用担当者の2人が出席することが多いです。
ほとんどの場合、選考要素はないのでリラックスして臨みましょう!
オファー面談ではなにをする?
オファー面談の内容は以下の通りです。
- これまでの面接のフィードバック
- オファーレターの内容説明
それぞれ見ていこう!
これまでの面接のフィードバック
オファー面談では、これまであなたが通過してきた面接のフィードバックをしてくれます。
「なぜあなたが欲しいと思ったのか」について丁寧に説明してくれます。
この説明はよくよく聞いておきましょう。
なぜなら、この説明に違和感があれば入社後にギャップが生じる可能性があるからです。
①良いパターン ・当社は〇〇な人材を求めていた。 ・面接をしていてあなたは〇〇だと思った。 ・だからあなたは当社で活躍できると思う。 →まさにその通りです!と本心で言える ②悪いパターン ・当社は△△人材を求めていた。 ・面接をしていてあなたは△△だと思った。 ・だからあなたは当社で活躍できると思う。 →本当はおれ○○なんだけどな。。と感じる
転職した後に「こんなはずじゃなかった、、」というのは一番避けたいですよね。
オファーをもらえて嬉しい気持ちをグッと抑えて、冷静に客観的に「本当にこの会社は自分に合っているか?」と最後まで考え抜くことが大事です。
自分が選ぶ立場になったということを思い出して、しっかりと相手を選考しましょう。
オファーレターの内容説明
オファーレターのメインが、オファーレターの提示・説明です。
オファーレターに書かれているのは以下です。
- ポジション
- 年収
- 賞与
- 通勤手当
- 守秘義務
- 入社予定日
- オファー返答期限 など
これらの項目を順番に説明してくれます。
オファー内容は事前に転職エージェントが会社と交渉するので、希望年収などは前もってエージェントとよくよくすり合わせしておく必要があります。
オファー面談で確認したいこと
オファー面談はあなたが会社を選考するための大事な面談なので、疑問点はしっかりと質問しておく必要があります。
とはいえ、なにを聞いたらいいかわからないですよね?
以下は必ず聞くようにしましょう。
- キャリアパスを説明してもらう
- オファー年収額の定義
- 入社予定日変更できるか
- オファー返答期限
順番に解説していくね!
あなたのキャリアパスを説明してもらう
オファー面談では、これまでの面接のフィードバックをしてくれますが、今後のキャリアについてもしっかりと説明してもらうようにしましょう。
理由は、この会社が自分を大事にしてくれるか?人材育成を真剣に考えてくれているか?という部分を見るためです。
ベンチャーだと環境が変わるから意味ないのでは、、?
たしかに、ベンチャーだと会社の状況も環境も入社後変化するので、説明のキャリアパスとは全然変わる可能性も大いにあります。
大事なのは、今この時点で自分のことを真剣に考えているか?というポイントです。
いい会社なら環境が変わっても、新しい環境において真剣に人材育成を考えるでしょう。
きちんと人材に向き合うカルチャーがあるかどうかという点が大切なのです。
オファー年収額の定義
次にオファーレターの内容についてです。
まずは、年収額の定義について確認しましょう。
大きなポイントは以下です。
- 年収に残業代は含まれているのか
- 年収に賞与は含まれているのか
ベンチャーだと残業代は「みなし残業代」としてすでに年収に含まれているケースが多く、その場合は残業代を別途もらえないこともあります。
認識のズレがないか確認しておくことが大切です。
オファー内容の質問はエージェント経由でしても大丈夫ですよ!
入社予定日変更できるか
オファーレターには入社予定日の記載がありますが、これが変更できるかどうか確認しておきましょう。
なぜなら、現職の退職日が遅くなる可能性があるからです。
たとえば引継ぎや退職手続きが長引いたり、思ったよりも有給休暇がたまっていたなど、入社日を後ろ倒す必要が出てくる可能性があるからです。
ぼく自身も、引継ぎや有給休暇取得のスケジュールを確認したら間に合いそうになかったので、入社日を1ヶ月送らせてもらいました。
オファー返答期限
オファーの回答をいつまでにすればいいかも確認しておきましょう。
オファーレターに書いてあることが多いですが、期限の目安はオファーレターを受け取ってから1週間です。
これも後ろ倒しにする交渉が可能です。
たとえば、オファーにサインする前に話をしておきたい人がいるけどその人が10日後まで連絡がとれない状況である、みたいな時は交渉していきましょう。
ただ、待ってくれても15日ぐらいだと思います。
個人的にはオファー回答期限を先伸ばすメリットがそんなにないと思うので、必要があれば交渉するというイメージです。
まとめ
ここまでで、オファー面談とは何か?オファー面談で確認すべきことは何か?という部分を解説してきました。
繰り返しですが、オファー面談は内定をもらえる場であるので、ここからはあなたに入社するかどうかの選択権があります。
なので、疑問点はしっかりと質問し、この会社に転職して本当に大丈夫か?というところを最後まで冷静にジャッジすることが重要です。
とはいえどれだけ吟味してもわからないことはあるので、ある程度は入社後にギャップが生じて当然です。
大事なのは、最後までしっかり考えて決めるということです。
考え抜いて決めたことなら後悔もないと思うので。
この記事が少しでも参考になれば幸いです!