コンサルって給料高いけどきつい、みたいなイメージはあります。やりがいとか楽しさもあるんですか?
このような疑問に答えていきます!
コンサル業界は給与面、キャリア形成の面でとても魅力的なので転職を目指す人は多く、異業種からの転職も増えてきています。
ただ、コンサルのイメージとしては「給料高い」「激務」「成長できる」みたいなものが多く、「楽しい」というのはあまり聞かない気がします。
今回は、コンサルに転職して8ヶ月のぼくが経験した「コンサルとして働く楽しさ」について解説していきたいと思います。
✔️ 32歳男性
✔️ 総合コンサルティングファーム勤務
✔️ 大手石油会社→ITスタートアップ→コンサル(現在)
関連記事:【保存版】未経験中途でコンサル転職するための方法を解説
近頃コンサルティングファームは、合格できる可能性はかなり高くなっています。
思わぬスカウトが来る可能性もあるので、転職を決めてなくても興味があるなら転職エージェントへの登録だけはしておいた方がいいです。
それではさっそくいってみよう!
コンサル入社8ヶ月で楽しかった瞬間
ぼくがコンサルに入社して8ヶ月間で「コンサル楽しい!」と思えた瞬間は以下の通りです。
✔️ クライアントに感謝された時
✔️ 役員向けに資料作成・プレゼンした時
✔️ 別のコンサルタントに認められた時
✔️ 自分の力でプロジェクトが進捗した時
順番に解説していきます!
クライアントに感謝された時
まず、一番うれしかったのはクライアントに感謝された瞬間です。
「よくあるやつじゃん」と思うかもしれませんが、やっぱり感謝された時の喜びはまじで侮れませんね(笑)
なぜこんなに嬉しいのか?と考えたのですが、理由はコンサルは孤独だからだと思います。
コンサルって普段がんばって仕事をしていてもなかなか褒められたり、認められたりすることが少なく、自分の仕事が役に立っているのかどうかがわかりにくい仕事なのです。
なので、クライアントから「いつも本当に助かってます」とか「〇〇さんのおかげでプロジェクト進捗しました」とかって言われると、「あー自分はちゃんと貢献できてたんだなあ」とホッとします。
クライアントはぼくたちコンサルタントの貢献度に対してお金を払ってくれているので、クライアントから感謝されるとやっぱり大きな達成感があります。
役員向けに資料作成・プレゼンした時
楽しいと思った瞬間Part2は、役員向けに重要な資料作成してプレゼンした時です。
なにが楽しいのかと言うと、ポイントは以下です。
✔️ 資料の構成、プレゼン内容を自分で考えるということ
若造といっても31歳ですが(笑)、役員向けの資料作成・発表する機会は大企業の平社員の立場だとなかなかないと思いますが、コンサルだと全然あります。
また、その資料の構成を考えるのもコンサルタントが1人でやります。
もちろん先輩のコンサルタント(マネージャークラス)にフィードバックを受けたりしますが、フィードバックが多すぎると「こいつだめだな」と思われて評価が下がってしまうので、できるだけ100%完璧を目指して1人で作るのです。
そんな感じでがんばって作った資料で会議がいい感じに回って、いい感じに役員と合意が取れた時は「やったっ!!」って思いますね(笑)
その資料の構成をまた別の資料に転用できたりするので、コンサルってこんな感じで資料作りがうまくなっていくんだろうなーと思います。
別のコンサルタントに認められた時
楽しいポイント3つ目は、別のコンサルタントに認められた時です。
大きいプロジェクトになると、色んなファームから参画している別のコンサルタントと一緒に働くことになります。
ミーティングで話した人がクライアントの社員なのか、コンサルなのか、派遣社員なのかわからないなんてこともけっこうあるのです。
あるミーティングの中で、アクセンチュアのコンサル(けっこう先輩)とかなりバチバチとやり合ったことがあるのですが、その後「あいつはやるな」的なことを言ってくれていたらしいです。
こんな感じで少しずつコンサルとしての格が上がっていき、ポジションを確立していくのは楽しいなーと思います。
お金を払っているのはクライアントなので、他のコンサルから認められても直接的には評価につながらないのですが、色んな人と関係を築いていくことでプロジェクトを進めるのがとても楽になるので大事です。
自分の力でプロジェクトが進捗した時
最後に、自分の力でプロジェクトが進んだ時はめちゃくちゃ嬉しいです。
ぼくが関わったプロジェクトの中に、以下の理由でなかなか進まないものがありました。
✔️ 多くの人の利害が一致しない
✔️ プロジェクトにフランスの会社があり言語の壁がある
最初はプロジェクトが進まない理由は、政治がからんでいて利害が一致しないからだと言われていました。
ちなみに政治がからむとは、例えば、ある役員にとってはプロジェクトを進捗させた方が得だけど、別の役員にとっては進捗させない方が得だという場合、役員どうしでせめぎ合いをして部下たちは困る、みたいな状況です。
でも、よくよくプロジェクト関係者と話してみると、政治とか利害よりも関係会社(フランス)との言語の壁が大きいんじゃないか?と感じてきました。
そこで、フランスの会社と重点的にコミュニケーションをとってみると、ある勘違いがあることに気づきそこを解消することで停滞していたプロジェクトが進捗しました。
状況を分析して課題を特定して施策を打つというコンサルの醍醐味を味わうことができた瞬間だったので、その時は気づかなかったけど楽しいポイントだったなと思います。
コンサルファームに入るためには
コンサルとして働くことの楽しさについて解説してきましたが、ここからはコンサルに入るための方法について書いていきます!
コンサルファーム合格までの流れ
まずはコンサルに入るための流れについてですが、以下の通りになります。
✔️ 転職エージェントへの登録
✔️ エージェントに相談しながら応募先を決める
✔️ 書類、Webテスト、面接に突破する
という感じの流れを一つ一つこなしていくのですが、転職エージェントに登録さえすれば後はエージェントの担当者が流れを案内してくれ、次のアクションを指示してくれます。
登録から採用試験に合格するまで完全に無料なので、まずは登録することをおすすめします。
ちなみにぼくはコンサルへの転職活動を2回経験しており、1回目は失敗、2回目は成功しています。
それぞれについて記事にしているので、こちらも参考にしてもらえればと思います。
コンサルに入るために大事なスキル
次に、コンサルに入るために大事なスキルについて解説していきます。
色々あるのですが、ぼく自身がコンサルに合格した時に評価されたポイントについて記載します。
✔️ 英語力
✔️ Webテストの点数
✔️ コミュニケーション力
✔️ 大企業での経験
✔️ 上流ビジネスでの経験
✔️ ITベンチャーでの経験
評価ポイントについて、オファー面談の時に聞いたのですが以上のような感じでした。
ただ、この中で最も大きいポイントが「英語力」だったと思います。
外資でも内資でも、日本に拠点を持つコンサルティングファームでは圧倒的に英語を話せる人材が不足しているのが現状です。
これは入社してからも感じたのですが、英語を使うプロジェクトを回せる人材は明らかに少ないですし、英語が話せる人がかなり重宝されている感じがします。
なので、コンサルへの入社を考えている人は英語が使えると圧倒的に有利になると思います。
英語力を効率的に伸ばす方法は、「オンライン英会話」を活用することです。
以下の記事でおすすめのオンライン英会話サービスを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
【オンライン英会話講師が厳選】本当におすすめできるスクール4選
まとめ:コンサルはきついけど楽しい
いかがだったでしょうか?
今回は、コンサルとして働くことの楽しさについて解説してきました。
この記事のポイントは以下の通りです。
✔️ 他の関係者に評価されたら楽しい
✔️ コンサルに入りたいなら英語力を鍛えるのがおすすめ
もちろんコンサルにはきつい部分もあります。
正直、入社して半年間は孤独で辛い仕事だなーと思っていたのですが、8ヶ月ぐらいでようやく楽しさに気づいてきた感じです。
しんどいことも多いですが、興味ある方はコンサルへの転職を検討してみてはどうでしょうか?
ではまたー!