コンサルへの転職活動ってどう進めたらいいんだろう、、?
転職エージェントはどこを使うべきかな。
このような疑問に答えていきます。
コンサル業界は給与面、キャリア形成の面でとても魅力的なので転職を目指す人は多く、異業種からの転職も増えてきています。
ぼく自身も、新卒で日系石油元売で6年間働いてコンサルティングファームへ転職しましたが、やはり給料は非常に高く、仕事内容も充実しています。難しい仕事も多いですが。
ぼくはコンサルへの転職活動を2度経験しており、1度目は転職エージェントを通し、2度目はリファラルを通しました。
今回は、コンサル向け転職エージェントを使って1度目の転職活動をした経験をもとに、エージェントから受けられるサポート内容と、おすすめのエージェントについて解説していきます。
関連記事:【保存版】未経験中途でコンサル転職するための方法を解説
それではさっそくいってみよう!
コンサル向け転職エージェントは何をしてくれる?
コンサルへの転職を考えている人にとって、転職エージェントは無くてはならない存在です。
なぜなら、コンサルの採用選考は普通の企業と違うからです。
コンサルの選考で一番特殊なのは、ケース面接があることです。
また、書類選考やケース面接じゃない面接も評価されるポイントが違ったりもします。
コンサル向け転職エージェントではコンサル業界経験者が在籍しているので、元コンサルタントの目線でケース面接の対策や書類の添削をしてくれます。
具体的には以下のサポートを受けられます。
- 書類選考サポート
- 面接サポート
- ケース問題対策・添削
- 給料交渉・面接日程調整
順番に解説していきます!
書類選考サポート
コンサル向け転職エージェントから受けられる重要なサービスの1つは、書類選考サポートです。
コンサルの書類選考には以下の3点が必要になります。
- 履歴書
- 職務経歴書
- 志望動機署
履歴書については普通に作成すればいいのですが、職務経歴書と志望動機署については書き方が合否につながってくるのでしっかりと作り込む必要があります。
特に、論理的で簡潔な構成になっているか?という部分が評価されます。
コンサル未経験だと、質の高い書類を作るのがけっこう難しいので、コンサル経験者のエージェント担当者からの添削がすごく役立ちます。
ぼく自身も、初めてコンサル転職を目指した時、書類をめちゃくちゃ直されました。でもそのおかげで書類通過率は100%でした。
面接サポート
次に、面接サポートです。
コンサルにもケース面接ではない普通の面接がありますが、聞かれる内容に癖がある場合が多いです。
例えば、「戦略とは何か説明してください」「営業に大事な要素を3つ教えてください」みたいな感じでいかにもコンサルな(?)意地悪な質問が飛んでくることがあります。
このような質問への対策として、コンサル向けエージェントは模擬面接をしてくれます。
元コンサルタントとして意地悪な質問をしてもらって慣れておけば、本番も大体答えられるようになります。
この手の質問には答えがないので、最もらしい答えとそれなりの理由が語れればOKなので慣れておけば怖くないです。
ケース問題対策・添削
そしてコンサル転職で一番大事なケース問題対策です。
ケース問題は、具体的には以下のように進みます。
①お題をもとにプレゼン用のアウトプットを作成する(20分)
②↑の資料をもとに面接官にプレゼンする(5分)
③面接からの質疑に答える(5分)
例えば、以下のようなお題がでます。
「あなたは運送会社の営業部長です。昨今は人手不足によりトラックの稼働率向上が難しい中、利益を+5%という目標が課せられました。達成するための施策を考えてください」
これはぼくがアビームコンサルティング出されたケース問題です。実際はもう少し詳細に書いてありましたが大体こんな感じです。
デロイトの問題は「電子書籍は紙媒体を駆逐するか?」みたいな社会問題寄りのざっくり系ケースでした。ぼくはこっちの方が難しかったです。ざっくりすぎて。。
コンサル向け転職エージェントは、このようなケース問題に対してどのように答えるべきかを細かくアドバイスしてくれます。
また、作成したアウトプットに対して「網羅的じゃない!」「重箱の隅を突きすぎ!」といった厳しい添削もしてくれます。
正直この添削がないとケース問題に挑むのは無理だと思います。ぼくも大手でやってきてそれなりに自信がありましたが、添削でボコボコにされました笑
給料交渉・面接日程調整
あとは普通の転職エージェントと同様、給料の交渉や面接日程調整をしてくれます。
正直コンサル転職で給料交渉の余地はあまりないのですが、年収数十万円レベルでならエージェント要因で変わることがあるかもしれません。
でも基本は給料をシステマティックに管理しているので、交渉しなくても実力に合った給料が提示されるはずです。
面接の日程調整は大変助かります。
ぼくの場合、広島から東京に面接を受けに行っていたのですが、デロイト、アビーム、アクセンチュア3社の面接日程を同じ日にしてもらったりしていました。
何回も遠征するのはしんどいですからね。。
コンサル転職で使うべきおすすめのエージェント
以上がコンサル向け転職エージェントから受けられるサービスになります。
ここからは、具体的にどの転職エージェントを選べばいいのかを解説していきます。
世の中に転職エージェントはたくさんありますが、コンサル転職のサポートができるエージェントは少なく、以下の2社が選択肢になります。
またコンサル向けではないですが、まだ転職先をコンサルに絞りきれていない人は【リクルートエージェント】がおすすめです。
持っている求人数が業界NO.1で、もちろんコンサルの求人も持っているので。
では順番に解説していきますね!
アクシスコンサルティング
✔️ 総合系コンサル転職に強い
✔️ コンサル未経験者へのサポートが手厚い
アクシスコンサルティングはデロイトやPwC等のBig4、アクセンチュア、ベイカレントと言ったいわゆる総合系コンサルティングファームに強い転職エージェントです。
また未経験からコンサルに転職したい方へのサポートがとても充実しています。
以下、同社HPの転職事例の記載になります。
ぼく自身も事業会社からコンサルに転職した身ですが、コンサルのことを色々教えてくれる人がいなくてめちゃくちゃ不安でした。
そこでエージェントの担当者が業界の基本知識、面接の進め方など1から丁寧に教えてくれたのは本当に助かりました。
コンサル業界の勉強にもなるので少しでも興味あったら話を聞いてみることをおすすめします!
ムービンストラテジックキャリア
ムービンストラテジックキャリアの特徴
✔️ 総合系だけでなく戦略コンサル転職に強い
✔️ 担当者の質が高い
Big4やアクセンチュアといった総合系コンサルだけでなく、BCGなどの戦略コンサルにも興味があるという方はムービンをおすすめします。
ただでさえ転職難易度の高いコンサル業界ですが、戦略コンサルへの転職はさらに至難の業です。
ムービンストラテジックキャリアには、戦略コンサルで経験を積んできた担当者が多数いるため、戦略コンサルの難関な選考を突破するためのサポートをしてくれます。
リクルートエージェント
コンサルへの転職は興味あるけど、他の業界も視野に入れて転職活動をしたいという方は、リクルートエージェントがおすすめです。
リクルートエージェントが紹介できる求人数は業界トップで、コンサルの求人も多数あります。
なのでまだコンサルに絞れてない場合は、まずリクルートエージェントを使って求人を網羅的に見て、やっぱりコンサルがいい!と思ったらアクシスコンサルティングに乗り換えることをおすすめします。
リクルートエージェントはケース問題サポートの面で、アクシスやムービンと比較して劣るので。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、コンサル向け転職エージェントから受けられるサポートについてと、おすすめのコンサル向けエージェントについて解説してきました。
繰り返しになりますが、初めてコンサルへの転職活動をする人にとってコンサル向けの転職エージェントは必須になります。
ぼくは初めてコンサルへの転職活動をした時、エージェントのサポートをフルに受けて何とか面接を戦うことができました。残念ながら当時内定は出なかったですが、、
しかし3年後に2回目の転職活動で、総合コンサルから内定をもらうことができました。
1回目で受けたサポートが力になっていたはずです。
なので、仮に内定が出なくても元コンサルのサポートを受けてコンサルの転職活動を戦うということは、キャリアにおいて必ず役に立つと思うので、ぜひ興味がある方は一度エージェントに相談してみてください!
では今日はここまで!