次はいよいよオファー面談だ!もしオファー内容と希望年収に差があったら年収の交渉ってどうしたらいいんだ、、?
このような疑問にお答えします。
辛かった転職活動もいよいよ終盤!次はオファー面談!
でも最後の最後で希望通りの年収を提示してくれなかったらどうしよう、、?と思いますよね。
今回は、オファー面談で希望通りの年収が提示されなかった時の交渉方法について解説していきます。
ちなみに、今の会社を退職させてもらえない!という方は以下の記事を参考にしてみてください。
ぼく自身、ベンチャー企業からコンサルティングファームに転職することになったのですが、オファー面談で提示された年収から+50万円まで持っていくことに成功したので、この経験をふまえて解説します。
✔️ 31歳男性
✔️ 大手コンサルティングファーム勤務
✔️ 大手石油会社→ITスタートアップ→コンサル(現在)
関連記事:【保存版】未経験中途でコンサル転職するための方法を解説
それではさっそくいってみよう!
オファー面談で年収交渉していいの?
まずオファー面談で年収交渉していいの?というところですが、結論としては年収交渉はして大丈夫です。
そもそもオファー面談はなぜやるのか?を考えてみましょう。
オファー面談では会社と応募者が思う適切な条件をすり合わせるための面談です。
具体的には以下2点をすり合わせることになります。
- 会社側:これまでの選考を踏まえ、これぐらいのレベルならあなたを採用したいという条件
- 応募者:あなたがこの会社で働く上で満足できるレベルの条件
なので、両者の考える条件が一致する場合は交渉の必要がないのですが、乖離がある場合は交渉するのが自然ですよね。
また、会社にとっても交渉を受け入れるメリットがあるケースがあります。
なぜなら交渉を受け入れない場合、①オファーを受ける②内定を辞退する、の2択になってしまいますが、交渉次第でオファーを受けてくれるのであれば交渉を受け入れる方がメリットがあるからです。
ぼくがオファー面談で年収交渉を成功させた方法
ここからは、ぼくが実際にオファー面談でどのようにして年収交渉を成功させたかについて解説していきます。
ちなみに僕の場合は転職エージェントを使わずに転職したのですが、転職エージェントを使う場合でも使える方法になります。(進め方はエージェントの担当者と相談した方が無難ではありますが)
結論としては、年収ベースで+50万円を獲得することができました。
ただ厳密には「年収アップ」ではなく、「入社前ボーナス」という形でもらうことになりました。
年収700万円+50万円(入社前ボーナス)という感じです。
この+50万円を獲得するまでの経緯は以下の通りです。
- 事前に年収の相場を確認しておく
- オファー面談で、年収交渉の余地があるか確認する
- 年収アップが要求できる条件を確認する
- 要求する場合オファー面談後に連絡する
順番に解説していくね!
事前に年収の相場を確認しておく
まずは、オファー面談の前に内定先の年収の相場を確認しておきます。
確認の方法は以下の通りです。
- 転職情報サイト、口コミサイトで確認する
- 内定先や同業他社で働いている知り合いに聞く
ネットで調べる場合は、OpenWorkで内定先の会社や同業他社の口コミを見ると、なんとなく相場感がわかってきます。
またもし内定先や同業他社に知り合いがいる場合は、例えば「30歳で未経験であればどれぐらいの給料が適正?」という感じで質問して大体の見込みをつかんでおくことが大切です。
相場を理解したら今度は、あなたが希望する年収の幅を設定しておきましょう。
たとえばぼくの場合、30歳のコンサルの年収の相場は700〜800万円だとわかったので、「800万円であれば最高で、最低700万円は欲しい」という感じで希望年収を設定しました。
希望年収の幅は100万円ぐらいが妥当ですね!
オファー面談で年収交渉をする
希望年収の幅を設定したら、いよいよオファー面談に臨みます。
オファー面談の進み方やオファー面談で確認するべきことについては以下の記事で詳しく解説していますので、こちらも合わせて参考に頂けばと思います。
オファー面談が始まったら、諸々の条件が記載されたオファーレターという紙をを渡されます。
そこに年収が記載されており、その場で初めて年収を確認することになります。
その年収が、オファー面談前に設定した希望年収と比べて「もうちょっと上げて欲しいな」と思ったら交渉します。
ぼくの場合、オファーレターには年収700万円と記載されていました。
希望年収の幅が700〜800万円だったのでこれで承諾してもよかったのですが、できればもう一声欲しかったので交渉することにしました。
年収交渉は少し緊張感があるので、相手に悪い印象を持たせないように低姿勢でいくことが大事です。
「こちらの年収は交渉余地があるのでしょうか?」という聞き方でいいと思います。
返ってきた答えは、「現職が年収アップを打診してきた場合は相談してほしい。+50万円ぐらいは用意できる可能性がある」というものでした。
現職の年収は内定先に伝えていたのですが、現職に「辞めたいです」と伝えたら「給料上げるから残ってくれ」と言われる可能性がありますからね。
年収アップを要求する場合はオファー面談後に連絡する
その後、現職の上司に「退職したいです」と伝えると、「会社として何かを改善したら残るというものはあるか?」と聞かれ、その後も何度か引き留めの面談が開かれました。
なので内定先と交渉していた年収+50万円について、正式に要求することにしました。
オファー面談の数日後、以下のようなやり取りをメールでしました。
先日のオファー面談でお話しした年収の件ですが、やはり現職から条件改善の打診があったため、あらためてリクエストさせて頂きたいです。
承知しました。ただ、年収に加算する形ではなく入社前ボーナスとして支給させて頂きます。
それで問題ございません。正式にオファーを受けさせて頂きます。
このような感じで、めでたく年収アップの交渉は成功しました。
希望年収レンジの700〜800万円に対して、750万円という年収を獲得できたので満足です。
まとめ:交渉は低姿勢でキッパリと!
いかがだったでしょうか?
今回は、僕がオファー面談で年収交渉をして+50万円を勝ち取った方法について解説してきました。
まとめると、年収交渉で大事なのは以下の点です。
- 相場からかけ離れた交渉をしない
- 年収交渉する時は低姿勢を貫く
- 低姿勢ながらも要求は明確に伝える
フェアな交渉をすれば、内定先から嫌われることはなく「しっかり主張できる人なんだな」とむしろ好印象を持たれると思います。
転職活動終盤だと思いますが、最後の詰めの部分がんばってくださいね!
この記事が少しでも皆様の役に立ったら嬉しいです。