転職先としてコンサルティングファームを検討してみようかな。
コンサルに転職したらいくらぐらい給料もらえるんだろう?
このような疑問にお答えしていきます!
コンサルティングファームへの転職を考えている人は多いと思いますが、コンサルの給料について理解している人は少ないのではないでしょうか?
今回は、大手インフラ、スタートアップと事業会社と渡り歩き、30歳でコンサルティングファームに転職したぼくがコンサルの給料事情について解説していきます。
関連記事:【保存版】未経験中途でコンサル転職するための方法を解説
それではさっそくいってみよう!
コンサルティングファームに転職する方法
まず、未経験でコンサルに転職する方法について解説します。
色々やり方はあるのですが、おすすめは以下の2つです。
・コンサルに強い転職エージェントを使う
・リファラル(紹介制度)を使う
ぼく自身はコンサルへの転職活動に2回挑戦しましたが、1回目はエージェントを使い(結果的に転職に至らず)、2回目はリファラルを使いました。
詳しくは以下の記事を参考にしてみてください!
また、1回目のコンサル転職失敗エピソードも興味ある方はどうぞ。
もしコンサルで働いている知り合いがいるなら、個人的にはリファラルをお勧めします。
ぼくの場合、面接官がリファラルしてくれた友達の知り合いだったので、穏やかな面接になりました。
知り合いがいないなら、転職エージェントを使うことになりますがおすすめは以下です。
コンサルへの転職にはケース面接があり対策が必須なのですが、上記2つのエージェントならケース面接の対策もしてくれます。もちろん転職エージェントなので最初から最後まで無料です。
コンサルティングファームに転職した場合の給料
本題になりますが、30歳で未経験から総合系コンサルティングファームに転職した場合の給料について解説します。
結論から言うと、ぼく自身は未経験で事業会社から転職しましたが、年収700万円で契約しました。
そもそもコンサルの給料は以下のような階級でざっくり整理されています。
この中で言うと、ぼくの階級は「コンサルタント」になります。
年齢的には「シニアコンサルタント」でもいいのですがコンサル未経験の場合、とりあえずコンサルタントから入って様子をみるケースがほとんどだと思います。
ただ、コンサルは実力が全てなので、実績を評価されれば1年以内にシニアコンサルに上がれるチャンスも十分にあります。
給料の上がり方としても、うまくいけば毎年100万円ずつぐらい給料が上がります!
コンサルの給料の内訳
年収は700万円ですが、その内訳は以下の通りです。
- 基本給→37万円/月×12ヶ月分
- ボーナス→約100万円×年1回
- 残業代→13万円/月×12ヶ月分
コンサルの給料は歩合制ではなく固定給で、ボーナスは個人の評価と会社の業績によって変動しますが、だいたい100万円ぐらいになるみたいです。
残業代は見なしとして固定給に含まれるため、毎月13万円固定になります。
なので、残業代込みで月給50万円プラス毎年ボーナス100万円という感じですね。
コンサルティングファームの福利厚生
次にコンサルの福利厚生についてですが、正直ほとんど語ることがありません笑
なぜなら、コンサルには金銭的な福利厚生がほぼ存在しないからです。
基本的に700万円の年収を月給とボーナスに分けて支給されるのみで、住宅手当や子供手当のようなものは一切ありません。
なので、コンサルに比べて給料が低い大手メーカーなども、福利厚生を含めると引けをとっていない場合もあるので転職を考える時はそこもしっかり考慮した方がいいと思います。
ただ、産休や育休といった休暇系の福利厚生はちゃんとあるのでそこは安心してください。
良く言えば自由、悪く言えば会社に守られていないのがコンサルの特徴かもしれません。
コンサル・大手・ベンチャー給料比較
次に、ぼくが今まで働いてきた大手メーカー、ベンチャーの給料と比較していきます。
以下が比較表になります。
コンサル | 日系大手メーカー | ベンチャー | |
基本給 | 444 | 300 | 500 |
ボーナス | 100 | 200 | なし |
残業代 | 156 | 30 | なし |
住宅手当 | なし | 150 | なし |
合計 | 700 | 680 | 500 |
ベンチャーは至ってシンプルで、基本給のみなので年収としては一番低いです。
ベンチャーの金銭的な魅力としては、ストックオプションがもらえるかもしれないという点ですね。ぼくの場合はもらえずに退職しました。
大手メーカーは基本給こそコンサルに及ばないですが、住宅手当を加味するとコンサルに匹敵します。
ただ、日系大手は年功序列がかなり残っているので若いうちから大幅な昇給が期待できないのがデメリットかなと思います(給料が安定するという意味ではいいですが)
あと住宅手当などの福利厚生が充実している一方で、転勤を受け入れないといけないのもきついですね。
その点、コンサルは給料が良くて転勤がないので自由な人生とお金の両方が手に入る、良い仕事だなとは思います。
でも当然いいことばかりではないです。
コンサルで一番辛いのは「孤独である」という点だと思います。
コンサルの辛い部分については、以下の記事で詳しく書いているので参考にしてみてください!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、30歳でコンサルに転職したら給料いくらもらえるのか、というテーマで解説しました。
まとめると以下の通りです。
- 30歳でコンサル転職したら年収700万円もらえる
- 評価されればその後毎年100万円上がる可能性あり
- 大手メーカーに比べたら福利厚生の面で劣る
コンサルの仕事は楽ではないですが、やりがいあるし給料も良いし転職先として目指す価値ありだと思います。
興味がある方はぜひ挑戦してみてください!